ECサイトを運営するにあたり、以前から気になっていたのが「Amazonアソシエイト」の活用です。
何しろAmazonは日本最大級のECプラットフォームですし、その豊富な商品ラインナップをアフィリエイトできる魅力はとても大きいと感じていました。
しかし、実際に自分のECサイトとAmazonアソシエイトを連携させる方法や、どのような仕組みで稼げるのか、そしてかかる費用はどれくらいなのかを詳細に把握しないままでは、なかなか踏み出しづらいものです。
そこで今回は、Shopifyを使ったAmazonアソシエイト連携に関する情報を徹底調査してみました。
結果的には月々のランニングコストが気になって断念することにしたのですが、いつか無料期間を上手に活用してチャレンジしたいと思った理由や経緯について、私の視点でまとめてみます。
ShopifyでAmazonアソシエイトを始める魅力
Shopifyは世界的にも人気の高いECサイト構築プラットフォームとして知られており、個人が小規模に始める場合から、大型ブランドの公式サイトまで幅広く使われています。
その人気の理由として挙げられるのは、管理画面の操作性の高さや柔軟なカスタマイズ性、そして数多くの連携アプリが存在する点です。
特にアプリを使えばAmazonアソシエイトとの連携が可能になるため、そこに大きな魅力を感じました。
自分が取り扱う商品をAmazon上にも登録し、そのままAmazonで購入できるリンクを貼るというのは、アフィリエイトを行ううえで自然な流れだと思います。
さらにShopifyでは、Amazonとの連携をスムーズにする専用アプリがいくつも用意されています。
Amazon Associate Connector(アマゾンアソシエイトコネクター)やAmazon Importer Spreadr Appなどを導入することで、ShopifyとAmazonのアカウントを連携し、商品データのインポートや価格・在庫の同期などを自動で行ってくれるのです。
これにより、手間をかけずにAmazonの商品を扱い、Shopifyのサイト経由で商品リンクを貼ってアフィリエイト収益を狙うことができます。
アフィリエイトに関心がある人にとって、Amazonは外せないプラットフォームです。
品揃えが豊富なうえ利用者数が非常に多く、商品が売れるチャンスも高まります。
Shopifyは自分のECサイトでオリジナル商品を販売しながら、同時にAmazonの幅広い商品をアフィリエイトで紹介できるという仕組みを作りやすいのが大きな強みです。
こういった利点があるため、はじめは私も強い興味を持ちましたし、「これはうまくいけばかなり効率的に運用できるのでは?」と期待が膨らんだのです。
Shopifyの料金プランとランニングコストの現実
とはいえ、Shopifyの魅力は十分に感じつつも、実際に月々いくらかかるのかという点は見過ごせません。
Shopifyには複数のプランが用意されていますが、もっとも基本的な「Basicプラン」で月額4,850円ほど(最初の3ヶ月間は特別価格で月150円)というのが現状です。
日本円に換算すると、ざっくり5,000円弱のコストが毎月かかる計算になります。
多くの人は、このBasicプランで十分にサイトを運営できるといわれています。
しかし、私が懸念したのは「それに加えてかかるアプリの料金」や「決済手数料」の存在です。
たとえば、Amazonアソシエイトと連携するためのアプリの中には、月々数ドルから数十ドルの料金が別途かかるものがあります。
たとえアプリによっては最初の7日間が無料であったり、月々5ドル程度で使えたりしたとしても、Shopifyの基本料金と合算すると、それなりの金額になります。
しかも売上がまったく立たないうちからこの費用を負担するのは、心理的なハードルがかなり高いと感じました。
Shopifyは世界中にユーザーがいるため、豊富なサポートドキュメントやコミュニティフォーラムが整っています。
技術的な問題があった際にも、多くの情報がインターネット上にあるので解決しやすいのはありがたいところです。
しかし同時に、「本格的に始めるとなると、思いがけない費用がかさんでしまわないか」という不安もありました。
たとえばオリジナルテーマの購入や追加アプリの導入、あるいはアプリのアップグレードなど、ビジネスの拡大とともに少しずつ固定費が増大する傾向は否めません。
こうしたランニングコストの問題は、個人で副業レベルの運営を目指す人にとって、ときに大きな負担になることがあります。
Amazon Associate Connectorアプリで何ができるのか
ShopifyとAmazonアソシエイトを連携する際に、名前をよく目にするのが「Amazon Associate Connector」というアプリです。
これは、Shopifyアプリストアで入手でき、ShopifyとAmazonのアカウントを連携させるために必要な機能を備えています。
具体的には、以下のようなことが可能になります。
Shopifyのダッシュボードから商品を登録すると、その情報が自動的にAmazonにも反映される仕組みを持っています。
また価格や在庫状況といった細かい商品データもリアルタイムに同期することで、販売機会のロスを最小限に抑えられるのです。
たとえばAmazonで価格を変更した場合、Shopifyサイト側でもほぼ同時に変更が行われるようになります。
これにより「Shopify上の価格とAmazon上の価格が食い違ってしまう」というリスクを減らせるのは大きなメリットです。
さらに、Amazon側での配送設定や在庫管理をAmazonに完全に任せることもできるため、自分が商品の在庫を抱えたり、配送トラブルの対応をしたりする手間を大幅に削減できる可能性があります。
ドロップシッピングの形をとれば、在庫リスクがほぼゼロの状態でビジネスをスタートできるため、少しずつスケールを大きくしていきたい人にも向いているかもしれません。
ただし、Amazon Associate Connectorアプリにも有料プランが存在します。
無料期間が7日間程度あるものの、その後は月5ドルほどがかかるプランとなっており、さらに高度な機能を使いたい場合は追加料金が必要になるケースもあるようです。
単にアフィリエイトリンクを貼るだけなら手間をかけずに始められる反面、システム的に連携を密にしようとするとそれなりのコスト負担が出てくる可能性があるのです。
運用方法とドロップシッピングの選択肢
ShopifyとAmazonを連携するにあたって、運用方法は大きく分けて二つのパターンが考えられます。
一つは、Amazonの商品そのものをアフィリエイトとして紹介する方法です。
Amazonアソシエイトで得られたアフィリエイトリンクをShopifyのサイトに設置し、そこからAmazonに飛んでもらって購入してもらうという流れです。
これは比較的オーソドックスなやり方で、Shopify上では商品詳細ページなどを作っておき、購入のボタンを押すとAmazonのページに移動する形式をとります。
Shopifyで注文を受け付けるわけではなく、あくまでAmazonに誘導して購入してもらうので、自分で決済システムを管理する必要がありません。
そのため在庫リスクや支払いトラブルのリスクを抑えられますし、Amazonアソシエイトの報酬として紹介料が得られるメリットがあります。
もう一つは、Shopifyのサイトでユーザーが商品を購入できるようにしつつ、実際の商品配送や在庫管理はAmazonに任せる方法です。
これはいわゆるドロップシッピングの形態に近く、Shopifyで受注・決済を完結させた上で、商品の発送はAmazonの倉庫から行われます。
顧客としては「Shopifyのサイトから購入した」という意識になり、販売元のブランディングにも良い影響を与えられるかもしれません。
一方で、売れた分の利益はShopify上で設定した価格から、Amazonの利用手数料や配送コストなどを差し引いた形になります。
どちらの方法を選ぶかは、どのくらい自分で在庫をコントロールしたいか、あるいはどのくらいブランディングを重視するかといった点によって変わってきます。
私自身は、はじめはAmazonアソシエイトをメインに考えていました。
自分のECサイトで扱う商品以外にも、Amazonが提供している無数の商品を気軽に紹介できるのは魅力ですし、なにより在庫リスクが低いからです。
アフィリエイトであれば注文処理や発送の手間を負わずに報酬だけを受け取れる可能性があり、在庫管理が不要になるというメリットはとても大きいと感じました。
断念することにした理由☆でもいつか挑戦してみたい!
調査を進めていくうちに、ShopifyでAmazonアソシエイトを連携させること自体は比較的スムーズであるという結論に達しました。
しかし、最終的には「ランニングコストが気になる」という理由から、私は現時点での導入を見送ることにしました。
ShopifyのBasicプランをはじめ、アプリの追加費用や決済手数料などを合算すると、毎月支出が固定化してしまいます。
もちろんきちんと売上が立てば問題はないのですが、アフィリエイト収益は変動が激しく、初期段階では赤字になるリスクが高いとも思われます。
副業レベルで小規模に始めたい人にとって、この固定費の負担は気軽ではありません。
実際に導入してみてから諸々の調整をするという方法もありますが、私はまずは費用を極力抑えた状態でテストができないか模索したいと考えました。
Shopifyにも一定期間の無料トライアルや、3ヶ月間の優遇料金などのキャンペーンがありますし、Amazonアソシエイトと連携するアプリにも短い無料期間が設定されています。
そのため、いつか時間の余裕があるときにこの無料期間をうまく活用し、一気に検証してみるのも良いかもしれません。
無料期間中にある程度のサイト構築や商品登録を行い、実際にどのくらいの報酬が見込めるのか試してから本格導入を決める、という流れが理想的だと感じています。
一方で、Shopify以外の方法として、WordPressなどを使って単純にAmazonアソシエイトリンクを貼り、ブログ型のサイトを運営するというのも手軽な選択肢だと思います。
Shopifyほど高度なEC機能は使えないかもしれませんが、初期費用の面ではグッと安く済むことが多いため、アフィリエイトで稼ぐ最初のステップとしてはむしろ向いている可能性があります。
ただしShopifyには、アプリの充実やオリジナル商品の販売を並行して行える強みがあるため、ビジネスの幅を広げたい人には大変魅力的です。
将来的にはオリジナル商品とAmazonアソシエイトをうまく組み合わせることで、より収益性を高める道も見えてくるかもしれません。
今回はこうした理由から断念という結論を出したものの、私の中では「いつかはShopifyでAmazonアソシエイトにチャレンジしたい」という思いが色褪せたわけではありません。
むしろランニングコストの問題を解消できる見通しが立てば、積極的に再挑戦を検討したいと考えています。
もしあなたがShopifyでAmazonアソシエイトを検討しているなら、まずはコスト面と自分のビジネス規模を照らし合わせ、無料期間をうまく活用しながら試してみることをおすすめします。
きちんとシミュレーションした上で本格導入することで、後悔の少ない形で運用をスタートできるのではないでしょうか。
以上が、私がShopifyとAmazonアソシエイトの連携を調査し、最終的に見送った経緯と、その過程で得た知見になります。
ランニングコストの重みを考慮しつつ、将来的な拡張性や収益チャンスを見据えれば、Shopifyはとても有力な選択肢であることは間違いありません。
今は断念しましたが、無料期間やキャンペーンをうまく利用して、いつか改めてチャレンジしてみたいと強く思っています。
自分に合ったタイミングとリソースが整ったときに、再びそのドアを開ける日を楽しみにしているところです。