2026年という年をどう受け取るか。
今回シェアする動画では、丙午という干支が持つエネルギーとともに、江原啓之さんと羽賀ヒカルさんが「これからの生き方」について静かに、しかし本質的な話をされています。
不安を煽るためではなく、むしろ自分の人生をどう大切に終わらせるかという視点で語られている点が、とても印象的でした。
この動画を見て感じたこと、学んだことを、ここで丁寧に共有していきます。
丙午がもたらす「光」と「影」が同時に現れる年
動画の中で語られていた2026年は、単なる馬年ではなく「丙午」という特別な組み合わせです。
丙は太陽のエネルギーを象徴し、午はその太陽が最も高く昇る瞬間を意味します。
つまり、ものごとが一気に明るみに出る年だということです。
光が強く当たれば、それまで隠れていた影も同時に浮かび上がります。
良いことも、問題も、誤魔化しが効かなくなる。
動画を通して感じたのは、これは恐怖ではなく「現実を直視する年」だというメッセージでした。
社会の歪み、仕組みの脆さ、そして個人の生き方の無理。
それらが一斉に照らされるからこそ、パニックのように見える出来事も起こり得る。
でもそれは、壊すためではなく、立て直すための露呈なのだと受け取れました。
「病いの年」という言葉の本当の意味
江原さんが一言で表現した「病いの年」という言葉は、とても重く聞こえます。
けれど動画を丁寧に聞いていくと、単なる病気の流行だけを指しているわけではありませんでした。
身体の病。
心の病。
社会の病。
システムの病。
食や農業、経済の病。
あらゆる「不健全さ」が表に出る年だという意味合いが強く感じられます。
だからこそ江原さんが繰り返し語っていたのが、「すこやか」という言葉でした。
病の反対は、健康。
健康とは、薬や医療だけではなく、生き方そのもの。
便利さに依存しすぎた暮らし。
スマホがなければ連絡先すら思い出せない状態。
競争に追われ、自分の幸せが何なのか分からなくなっている日常。
それらを一つずつ見直すことが、最大の備えになるというメッセージが、動画全体に流れていました。
「悔いのない時間を過ごす」というシンプルで厳しい答え
印象的だったのは、「どう生きればいいのか」という問いへの答えでした。
江原さんの答えは、とてもシンプルでした。
悔いのない時間を過ごすしかない。
未来の不安を完全に消す方法はない。
変動する世界の中で、確実な正解もない。
だからこそ、自分のテリトリーの中で、自分の人生を丁寧に終わらせること。
他人や国のせいにせず、自己憐憫に溺れず、依存しすぎない。
自分にとっての幸せを、自分の言葉で定義する。
衣食住という基本を見直し、特に「食」を大切にする。
農や備え、日常の喜びに意識を戻す。
それが結果的に、どんな時代にも折れない生き方につながる。
この考え方は、羽賀ヒカルさんが普段語っている「地に足のついた精神性」とも強く重なっていると感じました。
スピリチュアルを現実逃避にしない。
むしろ現実を生き抜くための知恵として使う。
動画全体から、そんな一貫した姿勢が伝わってきました。
不安な時代だからこそ「すこやかさ」を選ぶ
病いの年と聞くと、多くの人は怖くなります。
でも動画を見終わった後、不思議と心は落ち着いていました。
なぜなら、やるべきことはとても明確だからです。
自分に嘘をつかない。
日々の生活を雑にしない。
楽しむことを忘れない。
人とのつながりを大切にする。
小さな安心を積み重ねる。
それだけで、何も怖くないと江原さんは語っていました。
信じるかどうかは人それぞれです。
けれど、過去の予測が次々と現実になっていることを思うと、この言葉を軽く流すのはもったいないとも感じます。
2026年は、何かを恐れる年ではなく、自分の生き方を取り戻す年。
動画を通して、そう静かに背中を押されたような感覚が残りました。
